Certification
年 月 日 | 2021.10.31 |
水 温 | 25 ℃ |
水素イオン濃度(pH) | 7.2 (20℃) |
ア ン モ ニ ア | 0.1 mg/l 未満 |
亜 硝 酸 | 0.1 mg/l 未満 |
硝 酸 | 56 mg/l |
有 機 炭 素(TOC) | 0.5 mg/l 未満 |
水質分析❓ なんてあまりなじみのないみなさんも多いと思いますので、なにか 多くの方に理解いただけるようなものはないかなぁとかんがえて、 ❕ そうだ、水槽の水質検査なら伝えやすいのではと思いました。会社の玄関にグッピーの水槽があったので分析してみました。
水 温
グッピーの飼育可能な温度は22~28℃です。25℃前後が最適とのことなので、OK。ただ、玄関は西日が当たって暑いので夏の間は 20℃の一定温度になっている実験室に移動してもらいます。現在は玄関に戻ってきてヒーターを入れて飼育中です。
グッピーも含めて、お魚は暑くても寒くても死んでしまいます。快適温度の25℃を維持して飼育していきましょう。測定は水温計です。
水素イオン濃度(pH)
いろいろな意見があるのですが、pH6.5~7.8 というのが多いみたいです。カルキ抜きした水道水で大丈夫ということですね。pHは、ペーパーと読みます。こちらはドイツ語読み。日本ではペーハーの方がなじみがありますよね。ちなみに 英語読みだとピーエッチです。環境計量ではピーエッチと読みます。試験紙とがチェッカーとかが一般の方にはなじみがあると思いますが、デジタルのpH計で測定しました。こちらは計量器の登録が必要な機器です。
アンモニア
魚も生き物ですからね。餌を食べたら出るのが排泄物です。ろ過装置をつけるのはもちろんのことですが、バクテリア(消化菌)(ニトロバクター)を育てることも大事です。猛毒であるアンモニア性窒素を分解して亜硝酸性窒素に、亜硝酸性窒素から硝酸性窒素に変えていきます。
アンモニアの許容量をいろいろな意見をまとめて私なりにまとめてみました。
0.05 mg/l 未満 問題ない環境
水槽の立ち上げ時に一時的に上がることはあるけど、”無い” ことが基本みたいです。検出されたら、即水の交換を考えるほうがいいです。
測定はイオンクロマトグラフまたは連続流れ分析装置という機械を使います。
亜硝酸
アンモニアが分解されて亜硝酸になります。こちらも毒性の高いものになりますので、バクテリアによって硝酸に分解していきます。
亜硝酸の許容量をいろいろな意見をまとめて私なりにまとめてみました。
0.1 mg/l 未満 問題ない環境
0.2 mg/l ちょっと危険域
0.5 mg/l 長期的には有害
1 mg/l 致死域
上の数字は亜硝酸の値です。亜硝酸性窒素だと 0.1mg/lは約0.03mg/l 1mg/lは0.3mg/lになるので、NO2なのかNO2-Nなのかは確認が必要です。
測定はイオンクロマトグラフまたは連続流れ分析装置という機械を使います。
硝酸
硝酸は窒素の分解の最終形態となります。毒性は弱いのですが、ほっておくとどんどん蓄積されていきます。なので、掃除の目安として 使う方が多いですね。
硝酸の許容量をいろいろな意見をまとめて私なりにまとめてみました。
25 mg/l 未満 問題ない環境
50 mg/l まだ 許容される範囲 時間があれば水替えを
100 mg/l 水換えが要! すぐに!
100 mg/l 以上 水槽すべてすぐに洗う
上の数字は硝酸の値です。硝酸性窒素だと 25mg/lは約5.6mg/l 100mg/lは22.6mg/lになるので、NO3なのかNO3-Nなのかは確認が必要です。
測定はイオンクロマトグラフまたは連続流れ分析装置という機械を使います。
有機態窒素(TOC)
有機物 残えさや排せつ物が多くなると上がってくるのですが、今回は水を入れ替えた直後だったからかきれいでしたね。いろいろと調べてみたのですが 有機物の検査をしているものが見当たらなかったので、継続的にデータを取ってここでの値をまとめてみたいと思います。
測定はTOC計という機械を使います。
グッピー日誌としましたので、継続的にグッピーたちの水槽の水を検査して書いていこうと思ってます。このページはスタートとしてトップに置いておきます。よろしくお願いいたします!